見よう見まねの表情筋トレーニングで、あごに不自然な立て筋が・・・
表情筋トレーニングを、自己流・見よう見まねでやっていた頃の私は、
とにかく「口角を上げること」だけを意識していました。
口角を上げる=口角“だけ”を上げる。
そう信じて、しっかり口角だけを上げていました。
「ちゃんと上げてる」と自覚してる私に、
ある日こう言われました。
「口角だけで上げているから、口元が力んでいる。
だから口の横にシワできてるよ。口元力ませてると唇も薄くなるよ。」
え?口角上げてるのに何が間違ってるの?
シワができてるですって?
唇も薄く?!それは困る💦(だって人中が長くなるから)
「口角は“頬から”上げるんだよ。」
“口角“の話をしてるのに、ここで“頬“が登場⁉️
……正直、言われている意味がよくわかりませんでした。
私は、“口角は口角で上げるもの“と思っていたので、
“頬から上げる“感覚が、そもそも分からなかった。
理由はシンプルで、
頬の筋肉を意識したことがなかった=使えていなかった、から。
確かに、
思いきり笑っているつもりなのに、
写真を見ると半笑い。
笑顔を作ると、あごに不自然な立て筋が入る。
その違和感は、
頬に筋肉を使わず、
口元を力ませて笑顔を作っていたから。
同じ頃、気になり始めたのが
眉の上の盛り上がりと、まぶたのかぶり。
これは、眉毛を上げるクセと、額の力で目を開くクセがついた結果でした。
美顔器で変わった。でも変わらない場所があった

その頃、私は高性能な美顔器を使い始め、
肌質とフェイスラインは「整形級」と、周りに言われるほど変わりました。
ビフォーアフター見て1番驚いているのは、本人の私。
それから更に、数年の年月を重ねたここ数年、
美顔器で整えたラインの崩れが早くなったな〜。
年齢だから仕方ないのかな・・・
と思い始めていた頃に出会ったのが、
ミューイング(舌の位置を正しく戻す)というメソッド。
舌は、顔と首を内側から支える“土台”。
この土台が落ちると、
頬・あご・フェイスラインは、支えを失います。
- 舌が落ちる
- 前屈みでスマホを見る
- 頬を使わず口元だけで笑う
- 首や肩の凝りを放置する
- 額の力で目を開ける
これらはすべて、
顔を内側から弛ませる(たるませる)動作。
私はそれを、
毎日、無意識に繰り返していました。
そして腑に落ちたのです。
どんなに外からのアプローチを頑張っても、
日常の使い方こそが、顔の土台になる、と。
どんなに優秀な美顔器や化粧品を使っても、
日常のクセがそれを打ち消していたら、
それは終わらないイタチごっこ。
日常の動作は、毎分・毎秒。

日常の動作は、毎分・毎秒。
正しい筋肉の使い方を知らなければ、
毎分毎秒、未来の顔に余計なシワを刻んでいく。
逆に言えば、
正しい使い方を覚えれば、
毎分毎秒が、未来の顔を育てる時間になる。
眉間のシワは、年齢のせいじゃない。
何度も眉をしかめた結果。
痩せているのに、あご下がたるむのは、
舌の位置が落ちているサインかもしれない。
口角横の深いシワも、
口元だけで笑い続けた積み重ね。
年齢のせいだと思っていた悩みの多くは、
実は、毎日のクセで作られていました。
私が伝える側になると決めた理由

だから私は、
表情筋トレーニングを学び直し、
伝える側になると決めました。
奇跡や根性論ではなく、
仕組みとしての顔の使い方を伝えたかったから。
言うまでもなくスキンケアは大切。
これからも美顔器も使い続ける。
もしかすると今後、美容医療も選択肢の一つかもしれない。
ただ、
その効果を左右するのは、
日常で、どう表情筋を使い続けているか。
顔は、才能でも年齢でもない。
これまでの使い方の積み重ねです。
正しく使えば、
顔は望む方向へ育つ。
何歳からでも。
今日からでも。


